走行中の電車車内で未成年の女子学生に対し痴漢行為を行った事件です。(罪名 : 迷惑行為防止条例違反)
被害者が未成年の場合は、被害者の親権者が示談交渉の窓口となります。この事件では被害者側より再発防止の徹底を強く求められました。そこで依頼者と協議の上、今後は同路線電車を利用する際は利用車両を限定するといった具体的な防止策を呈示した結果、最終的に被害者の方に示談に応じていただきました。示談が成立したことにより、事件も不起訴処分となりました。
深夜の電車内で体が触れたという理由で口論になり、その後、駅ホーム上でお互いに暴行に発展。双方けがをし、2人とも傷害罪の被疑者として扱われている状況でご依頼いただきました。(罪名 : 傷害)
逮捕勾留されてしまうと失職のおそれがあったため、警察に対し、依頼者が出頭要請に応じることと、弁護人を通して相手方との示談を進めていくことを約束し、在宅で捜査をするよう要請しました。その結果、在宅での捜査が進められました。同時に相手方との示談交渉を開始し、当初、治療費や壊れたメガネ代などを要求されましたが、お互いに暴行をしていることを材料に相手方を説得し、低額の迷惑料をこちらが支払うことで示談が成立いたしました。
深夜のコンビニエンスストアで店員を包丁で脅し、現金を奪った強盗事件。同様の事件を4件起こしており、勾留されている状態でご家族から依頼を受けました。(罪名 : 強盗、銃刀法違反)
被告人に交通事犯以外の前科前歴はないものの、事件の内容から確実に公判請求される事件であり、実刑の可能性も高い事案でした。まずは各被害店舗との示談を行い、少しでも刑が軽くなるよう弁護活動を行いました。コンビニエンスストア等の被害店舗は、会社の方針で被害弁償には応じても加害者を許すという示談はしないことが多く、本件の2店舗も、謝罪のうえ被害弁償のみを行いました。一方、他の2店舗については粘り強く交渉した結果、被害店舗のみならず事件当時店舗にいた従業員との間でも示談が成立しました。また被告人が非常に反省していたことと併せて示談成立も考慮され、検察官より当初求刑されていたよりも相当な減刑がなされた執行猶予判決となりました。
依頼者が家電量販店の駐車場に入る際に、自転車に乗った被害者と接触。被害者は転倒してけがをしたが、依頼者はそれを放置し店舗内に入ってしまった事件。(罪名 : 自動車運転過失致傷、道路交通法違反[救護義務違反])
依頼者には前科はないものの、本件で適切な弁護活動を行わなければ罰金刑を受け、前科がつく可能性がありました。そこで被害者に対し謝罪をし、本件を許してもらえるよう示談交渉を試みました。被害者は外国人のため、意思疎通が多少困難な面もありましたが、丁寧な説明を心がけ、何とか理解を得られ、依頼者が加入していた自動車保険(任意保険)から被害者に払われる保険金とは別に示談金を支払うことで、示談が成立することになりました。また、道路交通法の救護義務違反(ひき逃げ)についても、依頼者が深く反省していることや、それが本件示談にも表れていることを鑑みて、不起訴処分としてもらえるよう検察官と交渉した結果、不起訴処分となりました。
「当事務所側からご相談者様の元へ出向いて行くべき」という発想から、関東最大級のネットワークとなる19拠点を展開。お近くの支店へお越しください。
法律相談は直接お会いして行います。ご相談の際、弁護士ときちんと対面していただき、是非お客様の目で「この事務所は信頼できるのか」を確かめてください。